初めてこの民話を聞いたとき、「なんてにくめない、おかしいお話だろう!」と思いました。そのときから私の胸の中に、このキツネ君とカワウソ君が住むようになり、そして今、私の中でずーっとまだかまだかと出番を待っていたキツネ君とカワウソ君が手を取り合って、みなさんの前に元気よくとびだしてきました。
頭の先からしっぽの先までまじめで気のいいカワウソそして、なまけでずるがしこいキツネ。とってもユーモラスなふたりのやりとりを、みなさんも存分に楽しんでくださいね。

きつねとかわうそ
出版社:
金の星社
著者:
いもとようこ/文・絵
初版年月日:
1986年3月
サイズ:
23p 21×28c
価格:
1121円(税込)