「さんしょっ子」は、安房さんの作品のなかで、わたしがいちばんはじめにであった物語です。さんしょっ子のせつないせつない「想い」、胸がくるしくなります。最後のさんしょっ子のやさしい歌声は安房さん自身の歌声のようにわたしにはきこえてきます。